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大井川鉄道を愉しむ〜懐かしの電車たち

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こちら 大鉄 !? 近鉄ではありません。 天浜線の翌日は JR東海道線 金谷駅から、 大井川鉄道 を愉しみました。 金谷駅 の時刻表によると、 SLの発車は昼前。 まずは終点 千頭まで、 往復して“ あぷとライン ”も 乗るなら周遊きっぷが お得と駅員さんから、 アドバイスを受け… 「 せっそ・すまた周遊きっぷ 」 2日間有効だけど… 1日でもお得感たっぷり。 SLが発着するのは 新金谷駅 、 ほかの電車はすべて金谷から… なつかしのフォルムの電車が 待ち受けてくれていました。 “ ズームカー ”こと21000系電車。 南海電鉄マーク 健在。 1958年(昭和33)に南海高野線の 急行・特急用として製造、 高野山への急勾配もヘッチャラの 時速110kmの 高性能車。 ボディーには 「 帝国車両 」の銘板。 ワンマンカー運転なので、 運転台も間近にみえます。 運賃表 南海でみかけたのは、 すべてフラットシート。 乗り降りには、二枚扉が 少々窮屈でした。 対面シートが健在。 2両編成の一つには、 車内自販機 がありました。 ザンネンながら故障中(T_T) 始発駅では1両の扉は、 一つだけ開けられていて、 この ドアコック で、 運転手さんが出発前に、 作動させてはりました。 普段は開けれれない扉です。 カラーリングは違いますが、 島根の 一畑電車 さん の 3000系も兄弟分です。 しまねっこ号 とともに… 実は大鉄を訪れたその日、 2017年1月22日に 一畑からは引退だったとか… 隣の新金谷駅では、 SLに繋がれる客車を含め、 いろんな電車に会えました。 東急 、十和田電鉄を経て、 大井川にやってきた7200系は、 1968年製造のステンレス車。 豊橋鉄道 でも現役だとか… 大井川の流れ… 途中駅でもうひとつの 関西私鉄のなつかしい顔。 近鉄南大阪線 で いまなお活躍の16000系。 南大阪線はゲージ幅の狭い、 狭軌線 なので旧国鉄の線路に

天浜線〜動く転車台へ

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天竜浜名湖鉄道の最大の見所、 天竜二俣駅の転車台 。 転車台とは… 蒸気機関車が走っていた時代、 進行方向に向けるための 回転式の設備のこと。 両方向運転できる 機関車がほとんどなので、 姿を消しつつある近代化遺産です。 この駅には車両区があって… この建物も文化財扱いですが、 まだまだ現役です。 ディーゼル車なので、 方向転換は実は、 必要はないのですが… 天浜線の転車台は 上路式 。 機関車の重量を支える プレートガーターが上にあるため、 掘り下げの深さが浅く済むのです。 モーターを動力源として 回転する「 電動牽引機 」。 なかなかの年代物で 「 鉄道省 昭和12年 」とある。 いまや需要のない転車台なので、 長く使うにも修繕パーツが なかなか手に入らないとか… そのために代替パーツ用として、 JR九州から譲り受けたのがコレ。 分解してなんとか乗り切ろう!、 という算段なんだそうです。 ブレーキ装置はないので、 列車の運転と同じタイミングを うまく合わせる必要があるそうです。 では…なぜディーゼル車なのに、 転車台が必要なのか??? 天浜線は電化されないままに、 JR東海から引き継がれたので、 予算がありませんでした。 車両区もそのまま 引き継いだというわけで、 転車台とセットの 扇型車庫 も そのまま使っているということ。 扇型車庫の一番端に… 「 鉄道歴史館 」 マニアにはタマラナイ空間デス。 転車台が華やいだころ… こちら 加熱炉 。 SL時代の整備士は、 特殊な工具を 自 作だったとか… 焼けた鉄を叩いて仕上げたそうです。 こちら 通票 というもの。 「輪っか」は持ち運びのためのもの。 輪っかの下部にある玉が通票で、 ●・▲・■などの種別があり、 列車運行の制御を握っていた と… くわしくは 通票のHP で! 今は懐かしい「 硬券 」の保管箱。 切符は今のように薄くなく、 硬い紙で出来ていました。 見学記念は硬券でした!! こちらドクターイエローならぬ、 ドクター東海 です。 線路と架線の点検車両ですが、 天浜線の