イケフェス 2016〜 御堂ビル②


それではガイドツアーへ!
定員40名を超えていましたが、
スタッフを増員されるなどして、
13時分スタートです。

イケフェス2016 御堂ビル

[ガイドツアー]定員 各40名 当日先着
日時=11/5(土)・6(日) 両日とも
①11時~ ②13時~ ③15時~(各回約40分)




外観は茶褐色のタイル
覆われています。
有田で焼かれた特注のものです。
設計部長として御堂ビルの設計を
指揮したのが岩本博行さん。
有田焼のタイルと出合い
九州勤務の時代に遡るそうです。

大工道具をモチーフの壁を
撃ち抜いたようなメタルの
エレベーターで7階へ。

ここが受付ロビー。

下部の外装サッシュ手前に
高透過溶着ガラス
昼光センサーによって、
自然光を補っているシステム、
照度コントロールが絶妙でした。

モダニズム建築の風格を守りながら、
オフィス空間としての現代性と
機能性によっての「魅力再生」だとか。



瞬間調光ガラスの応接廊下、
商談中はスモークがかかります。

各応接室に掲げらるのは、
竹中大工道具館」の

コレクションを描いたもの。



こんなところで、
デカイビル発注できたらなぁ〜
あり得ない想像を廻らしていました。



屋上に上る前に耐震パネルを見学。

こちらは蝶々形ブロック
組み上げた耐震補強壁、
エストンブロック工法」。
建物稼働を止めることなく
工事できるのは、
プレキャストブロックが、
大人一人で持ち上げられ、
もちろん音も粉塵も心配なし。

屋上の壁のタイル張り…

焼成タイルだから補修部分は、
よくみるとわかります。
そう…
タイルは一色ではありません、
茶色、灰色、土色の色調、
焼きむらの濃淡も自然な風合い。



屋上緑化…

壁面緑化…

塔屋は実は

こんな感じだそうです。





参加者にはドリンク無料券が
配られました。
「竹中工務店」さんが
設計デザイン、施工にも携わった
「Tsダイニング」にて。

空調設備を兼ね備えた
可動式のテーブル。
レイアウト変更もフレキシブルで、
大人数のパーティーにも
対応できる設計になってました。



44 御堂ビル[竹中工務店大阪本店]
所在地 :中央区本町4-1-13
建設年 :1965年
設計  :株式会社竹中工務店

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