京都鉄博へ vol.6 旧二条駅舎へ


京都鉄道博物館には、
旧二条駅舎が隣接しています。

二条駅舎は明治37年、
景観に配慮しながら…
平安神宮を模して造られたもの。

車庫と隣接していて、
こちら駅舎裏手部分。

エントランスを
旧二条駅舎にしたのは、
選択として必須なのですが…



駅舎奥のガラスケースに収まる
駅務に必要な備品類たち。

交通科学博物館にあった、
これらのコレクションのようにも…

もとは山陰本線の一部を開業させた
民営の「京都鉄道」の本社社屋も
兼ねたものとして建設。

駅舎中央部の天井は、
格子天井。

こちらには
ミュージアムショップが、
設けられていました。

京都御所にも近いことから、
天皇や皇族が山陰方面への
行幸・行啓に利用する機会も多く、
貴賓室も設けられていました。

瓦屋根の鴟尾は風格を表す。

もともとの二条駅は
東向きだったのですが、
移築後このファサードは、
ほぼ北向きになりました。

午後だったけど…光不足。
敷地の関係で方角までは、
考えてもらえなかったようです。

縦長に設計された2階の窓には、
洋風な一面もみられ、
和洋折衷が随所に…
ぜひとも
京都鉄道博物館を見る前に、
気づいて欲しい景色です。

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