大谷さんちのお庭拝見〜西宮市大谷記念美術館


西宮市大谷記念美術館のルーツは、
元昭和電極社長であった
大谷竹次郎さんの私邸。
1971年に西宮市に、
近代絵画などのコレクションとともに、
土地建物も合わせて寄贈。
開館は1972年のことです。

戦後間もない平屋建ての邸宅は、
展示スペース拡充のためもあって、
1977年と1990年に鉄筋二階建てに
建て替えられたのだそうですが、
大谷さん
自慢の日本庭園や池は健在。
小川のせせらぎは
まさに渓流と見間違うほど。
宮水なのかはさだかではありませんが、
木と水と石がおりなす風景は見どころ満載。

そこかしこに
オブジェなるものも点在していました。

そしてタロウさんの「午後の日
東京都立多摩霊園にある
タロウさんの墓碑としても有名な顔。
1978年10月にはココで
岡本太郎の世界-現代の神話」展が
行われたこともある縁の美術館でもあります。

エントランスロビーの眺めは、
まさに屏風絵を愛でるようでもあり…
お庭は自由に出入りができますが、
ぜひとも館内にはいって、
季節の移ろいを感じてみましょう。

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