鯖街道口の絶品・鯖寿司〜満寿形屋

京都から小浜まで続く鯖街道。 
出町橋西詰には「鯖街道口」の石碑が
建てられています。 
賀茂川と高野川が鴨川となる…
亀、千鳥、亀の順に配置されている飛び石。
 中洲には
その昔 ここが千鳥の 名所かな」とある。
鯖街道は、小浜、熊川、朽木、途中、

大原、出町と続く「若狭街道」のこと。 
 河原町通を渡ると「出町桝形商店街」。
商店街の通りが「桝形通」なのでして...
実は桝形通は以前は

出町通と呼ばれていたそうで、
周辺には公家や学者が
多く暮らしていたようです。
幼少のころよくこの商店街で、
祖母や叔母にはちょくちょく、
美味しいもんを買ってもらいました。
 懐かしの味
元祖 鯖寿し 満寿形屋」の鯖寿司セット。
締め加減が絶妙でありまして…
旨い〜〜〜〜なり。
薄いこぶの薄衣の下に木の芽が透けて見える。
そして…
生々しい鯖の切り身と一体化する酢飯。

鯖は痛みが早い。
塩をして鯖街道で歩いて運ぶと、
2日から3日間ほどで京に入る。
ちょうどいい塩加減ってのは
絶妙の距離がもたらしたもの、
それが京の鯖寿司なのでありマス。

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