下鴨さんを往く 壱 賀茂御祖神社ゆ

紅葉の京都はどこも混み混みですね。
ボクが幼少のころは嵐山永観堂ぐらいで、
そこかしこの知る人ぞ知る社寺は、
ゆったりと愛でることができたものですが。
平日でも我も我もという感じで、
繰り出されておられます。
京都での研修の前に立ち寄ったのです…
糺の森をすぎると
石碑には「賀茂御祖神社」とあります。
こちらが正式な社号で

「かもみおやじんじゃ」と読みます。
鴨川の下流にまつられているお社やから、
下鴨(しもがも)さん」と親しまれています。

こちらは「さざれ石」。
国家君が代にでてくるのがこれです。
火山の噴火によって
石灰岩が分離集積したもので、
子持ち石とか赤子石とも呼ばれ
信仰の対象になる神霊宿る石です。

丹塗りの「楼門」。

賀茂祭には
勅使が御祭文(ごさいもん)を奏上、
東游(あずまあそび)が奉納される「舞殿」。
御手洗川にかかる太鼓橋と鳥居。
銀杏が金色なるこの時期がヨス。
中門を入ると本殿前におられるのが
言社(ことしゃ)で十二支を守るお社。
実は七つなので未と巳は同じなのです。
大国魂神
(おおくにたまのかみ)
祀られていますが…
守護本尊ってなると、
未は申と一緒で辰と巳がペアなのですが、
下鴨さんではこのペアリングになってます。
干支絵馬は別々でした(・ω・)v
こちらは
相生社」の連理(れんり)の賢木(さかき)
二本の木が途中から一本になってて、
そこに繋がれた赤い糸ならぬ
御生曳(みあれびき)なる綱を二回引いて
お参りするとか...
古式ゆかしい縁結びの聖地です。

下鴨さんを往く」続きますm(_ _)m

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