「心斎橋そごう」の匂い


「大丸」と「そごう」...
心斎橋の賑わいはこの二つの百貨店が
支えていた時代がなつかしいが、
元「心斎橋そごう」の匂いを。

現在は「大丸北館」ってことになってるが、
もともとはシンプルでモダン、
そしてちょっと和を感じる明るい出で立ちの
ビルが立っていました。

幾何学的装飾の西洋風モダンの
「大丸」に対抗したのか...
"ガラスと大理石の家"が宣伝文句、
1935年(昭和10)に完成した。
設計は 村野藤吾 さんでした。

大丸北館」15階の屋上庭園へ。

こちらが北側テラス!

ひょっとしたら大阪の市街地の中心で、
イチバンの見晴らし台かもしれません。
北側を見ると、遠くは空中庭園が...

そしていよいよオープン間近の
あべのハルカス」。
まさしく穴場(・ω・)v
東西南北が一番よく見えて、
そして入場料がいらないのに
ほんとゆったり。

ここを見守るのは「飛躍」という、
藤川勇造 さんが創ったのブロンズ像。
藤川さんはフランスに渡り、
あのロダンの弟子となっていた人。

天満橋のOMMビルの前にある、
大阪万博でも展示された彫刻家
ジャン・ボローニャ作品
メルクリウス》に
ちょっと雰囲気が似てるなと思う。



もともとはファザード部分、
つまり正面の高い位置にあったのだが...

真正面から見るとちょっとお腹が
角ばっているなぁ〜と思う。
もともとストライプの外壁にいたときは、
もう少しやわらかい感じやったそうです。

「そごう」にあって「西武」
なかったのものは「歴史」。
この建物は建て替えたけど、
そこかしこに当時の意匠を引き継ぐ。
14階のホール入り口天井ガラスとか、
エレベーターの壁とか…
写真はOKなのか今度聞いてみよ。

このブログの人気の投稿

万博のユニフォーム

2015あけおめ!!

神戸山の手をあるく〜旧ディスレフセン邸