竹原の町並みをたどる③ 普明閣


竹原に来た人は、
必ずここにのぼるのでしょう。
普明閣」は
町のどこからでも望むことができ、
そして竹原の町を一望することができる場所。

なまこ壁の土塀の先に
西方寺」への階段があり、

登りつめると...

山門の奥に本堂に。

もともとこの地には
禅寺の妙法寺があったそうです。
慶長7年(1602)に火災で焼失した翌年、
妙法寺跡のこの地へ移り、
浄土宗に改宗されたとか。
簡単な構造の本堂ですが、
江戸中期のこの地域の仏堂として、
その典型的な形式を伝えています。

街に向かってぐるりと石垣に取り込まれ、
一見すると城郭の跡なのかもと思わせます。

さらに石段を登ると...「普明閣」。
宝暦8年(1758)の建築で、
この地にあった「妙法寺」の本尊、
木造十一面観音立像」が祀られています。

方三間宝形造、本瓦葺の二重屋根、舞台作り。
小早川隆景京都の清水寺の舞台
模して建てたと伝わります。

映画『時をかける少女』の
オープニングとラストシーンの
ロケ地となった場所でもあります。

舞台に上がるとJR竹原駅の先にある
三井金属鉱業の煙突」が見えます。

たまゆら」の聖地巡礼には
必須スポットなのだそうで、
舞台では礼儀正しい青年たちがチラホラ。

「極楽鳥」かもしれません立派な彫物。

町並みの眺望もなかなかです。





【たまゆら聖地巡礼:西方寺】
オープニングのタイトル場面でも使われたとか(*^_^*)

【たまゆら聖地巡礼:普明閣】
みんなが集まるお気に入りの場所(*^_^*)
【たまゆら聖地巡礼:西方寺の鐘】

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