だんだん松山① 坂の上の雲ミュージアムへ 


松山といえば『坂の上の雲』ですね。
司馬遼太郎さんの作品はどれも長いので、
おそらくこの作品は途中で
リタイアしたように思いますが...

実は強行日程の一泊二日の観戦に、
ここをとりこむことは正直迷ってたんです。
松山駅に着くと小雨模様...
折りたたみの傘をせっかく忍ばしていたのに、
ホテルに預けた荷物に置き去り...
ちょっと雨宿りに立ち寄りました。

松山ではしっかり観光したいと思っていたのですが、
あいにくの雨模様(;_;)
松山城下めぐりきっぷ」を買うかどうか迷いつつ
JR松山駅にある観光案内所に行くと、
「野球にはまだまた時間があるので
 全部回れますよ!!ガンバって!」
と言われ、
お城には行くし電車の全線フリー付きだし、
まぁ〜お得かなと思いゲットしました。
ただそのお城に落とし穴が…詳細は改めて。

外観は総ガラス張り安藤忠雄さんの設計で、
東大阪にある「司馬遼太郎記念館」の
弟分的存在とも言える存在です。

「正岡子規、秋山好古・真之兄弟など、
 司馬遼太郎さんが愛した、
 自由な心を持ち“公”のために命を懸けた
 明治の日本人たちの、力にみちた時代精神…」

表現したのだと安藤さんは語っておられます。
(「坂の上の雲ミュージアム」パンフより)

フロア内は三角形となっていて
「坂の上の雲」の三人の思いを示しているとか。

床のタイルも三角、
天井に空けられたトップライトも三角と、
ここかしこに三角のモチーフがありました。

敷地がたまたま三角形だったことによるそうですが、
司馬さんの想いを体感させるには十分です。
測れ!トンガリ計測部」だと たぶん60度…

ただ…メンテを考えるとちょっと心配です。
スロープには産経新聞夕刊に連載された
全1296回すべてが壁全体を覆っていましたし、
ファンにはたまらないんでしょうね…

ぐるっと見てからクールダウンに
お目当ての「萬翠荘」を眺めながら、
1日20セット限定の「ふるさとの空
オリジナルロールケーキセットを頂きました。
和三盆で作られた“綿菓子”は
まさに「坂の上の雲」です。
開館5周年で飲み物がついて500円!!
栗のロールケーキに黒蜜をかけて、
甘いもの好きの虎次郎にぴったり(・ω・)v

なんと缶バッジもいただきました!!

ところでタイトルの「だんだん」っての...
NHKのスペシャルドラマで正岡子規の妹 律役の
菅野美穂 さんがたびたび言ってたコトバ。

伊予弁で「ありがとう」って意味。
松山城ロープウェイの乗務員のハイカラさんが、
案内の締めくくりに言ってたので
今回のシリーズは「だんだん松山」、
何回続くかはお楽しみに(・ω・)v

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