大阪の神社めぐり 森之宮神社(鵲森宮)

お正月に市内の神社に参ったので、
前から気になっていた「森之宮神社」に
はじめてお参りしてきました。

正式には「鵲森宮
(かささぎもりのみや)というらしく、
遡ること聖徳太子と物部守屋との戦いへの
祈願したのがこの地であったとか。

社殿は戦後のもの。。。

という鳥は勝鴉
(かちがらす)とも呼ばれ、
今は佐賀平野に棲息するとか…
国の天然記念物に指定されていますが、
一方で、ヨーロッパではその鳴き声から
不吉な鳥とされてるようです。

境内には大伴家持の歌碑。
「鵲の 渡せる橋に置く霜の
 白きを見れば 夜ぞ更けにける」
『小倉百人集』にもある有名な歌です。
万葉仮名で刻まれていました。

こちらは「浪花百景」にある「森の宮蓮如松」。
かつて蓮如が石山本願寺を築こうとした時、
この松の下に座して宗門の繁栄を祈ったという。
明治の初め頃まではあったそうです。
「大阪の神社めぐり」
シリーズ化するかはフメイです。

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