洋館 博物館めぐり 奈良国立博物館

奈良国立博物館 旧本館は煉瓦造りに石張り。
ネオバロックフレンチルネッサンスの外観は、
まさに装飾であふれている。
かつての正門である西側玄関には、
コリント式オーダーが立ち並ぶ。

そしてここかしこにに「メダリオン」。

ただ、廃仏毀釈で荒廃した古都の仏教美術を
守るために造られた博物館の姿は
純西洋風
美観を損ねる」と批判の的となったという。
その影響で近くに新築された奈良県庁舎などは、
寺社を思わせる和風の外観となったのだとか。

基礎は愛媛県の伊予大島産の花崗岩で、
桁や窓縁は神奈川県産の沢田石が使われている。

こちらは東側の入り口。
夏らしい表情を
カメラに収めることができた(・ω・)v

「奈良国立博物館本館」(旧帝国京都博物館)
建築年:1894年(明治27)
設計:片山東熊、宗兵蔵
構造:煉瓦造平屋建て、桟瓦一部銅板葺
【国・重要文化財】

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