虎次郎 おとなの遠足 御香宮神社その1

家康をまつる「東照宮」と、
秀吉をまつる「豊国社」が
同じ境内にあるという
京都伏見にある
御香宮(ごこうのみや)神社」に
      お参りしてきました。

大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」で
紹介されていたお社です。















朱色の大鳥居をくぐると、
左手に重厚な構えの 表門
















伏見城大手門を1622年(元和八年)に、
水戸黄門の父にあたる徳川頼房が寄進したもの。
ここの「蟇股(かえるまた)」には、
中国二十四考の物語のうち
    四つ彫られています。

孟宗の竹の子掘り















唐の婦人が姑に乳をふくませる















女の人がおとなに乳を与えてるシーン??
ちょっとビックリするけど、
食べ物が噛めない姑にあげてる孝行話。


郭巨(かっきょ)の穴掘り
















楊香の虎退治
















ただ、
伏見城にあった頃からこの彫刻があったのか?
そしてなぜこの四つが選ばれれたのか?
この辺はよくわかってないそうです。

















本瓦葺きの屋根の両端にが・・・

















御香宮神社にはいろんな宮があって、
  入ってすぐ右手には「天満宮」。

















伏見城石垣の石とかが雑然と…

















こちらが 割拝殿(かつはいでん)形式の「拝殿」。
中央が吹き抜けになってて、左右に床間がある。


















1625年に紀伊藩の初代藩主である
   徳川頼宣 が寄進したもの。
桃山文化の終末期のツクり。

蟇股の装飾はホントオモシロイ。


鳳凰に桐

















「猿に栗」

















親猿が小猿に食べ物を与えている。



(らん)と芙蓉


















っていうのは鳳凰ほうおうに似た鳥。
鸞翔鳳集
(らんしょう ほうしゅう)
           ってコトバは、
二種類の霊鳥をすぐれた人物にたとえた言葉。


「亀に松と橘」



















甲羅の上に蓬莱山があり、
蜜柑と松の木が生えている。

もう一つの 亀…



















「鴻(コウノトリ)

















御香宮神社って安産に
ご利益があるからから?なるほどと思うが…
コウノトリが 赤ん坊を運んでくるのは、
ヨーロッパ伝承だから
偶然やな。


「笹に虎」















かわいいトラやね。


彫り物みすぎで、
いまだ「本殿」に辿りつけない。
     次回に続く…



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