四半世紀とは?

四半世紀たつと社会での立場が大きく変わる。
20歳の新成人はまさに中年。
30歳ならばいよいよ定年へのカウントダウン。

1985年からまさに四半世紀の2010年。
いまだに変わらないものが虎次郎の甲子園通い。






















ただ球場をとりまく環境は大きく変わった。
甲子園では全ての席が指定席になり、
場内は禁煙、紙吹雪の応援は今やあり得ない。

優勝が通過点になったのでいわゆる
Xデーを目指してチケットを手配することも、
そんなにマニアックな仕業ではなくなった。






















1985年から7年たった1992年に
タイガースはヤクルトとの死闘を繰り広げた。
横浜スタジアムと神宮球場にも遠征し、
10月10日の甲子園での決戦に臨んだが、
目の前で見た初めての胴上げはスワローズだった。

1985年の話に戻る。
虎次郎が甲子園に通ったのは29試合。
あの優勝を決めた神宮の地は踏めなかった。
「明日決まるかも知れないが虎次郎も行くか」と、
先輩に誘われたのをふと思い出した。
プレイボールには当日チケットがあったということ。

時が流れてネット社会になって、
チケットの販売に球場で徹夜するファンの姿は消えた。
その反面 とりあえずキープしていたチケが、
オークションで右往左往して完売なのに
空席が目立つってゲームも増えてきている。

クライマックスもあるし、
いつピッチをあげればいいのかとアタマを痛める。
四半世紀が巡っても結局は虎に躍らされる秋。




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