ナゴヤの洋館をたずねて 双葉館

ナゴヤにも洋館が集まる地域が。。。。
「文化のみち」ってとこで
名古屋城から徳川園にいたる。
その拠点が
「文化のみち 双葉館」
















日本の女優第一号の

マダム貞奴

旧川上貞奴邸。。。
「オッペケペー節」で
有名な川上音二郎の
奥さんだったという
経歴を持つ女性。


音二郎が他界した後、
「電力王」と言われた
福沢桃介
共に暮らした家が
「双葉館」がそれです。






「名古屋電燈(株)」の取締役に就任した
福沢桃介が木曽川での水力発電をために、
事業パートナーとして貞奴を呼び寄せ、
ここで事実上の夫婦生活を送ったところ。































赤い瓦葺きの屋根は、
政財界人や文化人の集まるサロンでした。
室内の装飾も贅のかぎりつくされて、
ステンドグラス
がいたるところに。




































当時新進気鋭の
「あめりか屋」
設計を依頼しただけあって、
建物内部に驚くべき電気装備が施されています。
当時では画期的な自家発電装置があり、
スイッチを切り替えるとで、
「こうこう」と明りが灯ったそうです。

「電力王」の館ここにあり
  って感じやったのでしょう。




















創建当時は、文化のみちエリアの北端の
「東二葉町」にあったそうですが、

2000年2月に
「橦木町」の地へ
移築復元されて
新たな観光スポットになりつつあります。。

















本格的な西洋館の背面に和館がついていて、
明治時代に流行した和洋館並列型住宅から、
大正期の洋館に伝統的な和室を
取り込んだ形に移行していく形式を
この「双葉館」はよく伝えていました。

和室は純和風ですが
電気設備はばっちりのようで、
廊下には一斉操作できる
スイッチがみられました。
















それでは。。
これからまたしばらくの間、
明治村に負けない
ナゴヤの洋館を
紹介していきたいと思います。

よろしければおつきあいください
       (・ω・)v

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