七福神のカヌー




















ビルのてっぺんから
  カヌーをこぎ出す姿。


「大阪企業家ミュージアム」がある
大阪市中央区本町の
「大阪産業創造館」という建物。
そこの壁面のモニュメントがユニーク。
未来に漕ぎ出す大阪の企業家を
イメージしたのだそうだ。

















虎次郎のデジカメで望遠すると、
そこには七人の神たちの姿。

えべっさんに大黒さん。。。。

壁面全体を対象としたアートワークで、
タイトルは「 宝の艀(はしけ)」。

商人のまちのシンボルとして
永く人々に親しまれ、
大阪で産声を上げる新世紀の
「あきんど」にとっての守り神として
幸福をもたらしてくれるよう願いを込めて
      創られたものだという。


外壁の横目地はステンレス仕上げで、
壁面全体に航跡が描かれている。




























商業施設、マンションなどの
屋外スペースや庭をてがけることを、
「ランドスケープ」というらしいが、
この外壁アートワークは、
団塚 栄喜(だんづか えいき)さんの、
   2000年のアートである。

ブロンズで金箔をまとった七福神は、
長さ7m幅90㎝で高さが150㎝。


ちなみにはしけ)とは、
荷物を運ぶ専用の船で筏のようなもののこと。
大坂は水運を使って「はしけ」で
モノを動かしていました。




団塚 栄喜
 1963年生まれ。
 桑沢デザイン研究所卒業。
 2000年にランドスケープデザインや
 パブリックアートの創作を行うデザイン事務所
 (有)アースケープ を設立。
 作品:「丸の内オアゾ」北口ビルディング、
    「みなとみらい」ビジネススクエア など


  

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