タイムスリップ大阪万博 その20 ありし日の万博


EXPOカフェでゲットした
大阪万博のペン画。

赤いUFOのような
日立グループ館」に
奥にドームの「みどり館
聳える七重塔は
古河パビリオン」。

長崎県出身の岡 秀直さん

という方が描かれたもの。
永らく大阪市内の画廊にあったが、
長野在住の人が
まとめて買い求められたとか。
岡 秀直さんは
2003年に他界されています。

絵はがきになっているのは3点で、
こちらのは右に「サンヨー館」。
こいのぼりがたなびく。

真ん中には動く歩道が横切る。
左に何か網のようなものを
釣り上げているのが
オーストラリア館」。

(EXPO70スタンプコレクション より)

この「オーストラリア館」は、
いまでも三重県の四日市市
オーストラリア記念館
として現役生活を送っている。

スカイフックとよばれる恐竜の首は、
まさしくウルトラマンに出てくる
怪獣のようにみえる。

2005年の愛知万博にも、
オーストラリア館」が出展されていて、
巨大カモノハシの模型が
こちらに移ってきているらしい。
オークションに出品されていたところ、
300万円でゲットしたのだという。

実は四日市港は
オーストラリアのシドニー港と姉妹港。
巨大カモノハシは公募で
カモン」と名付けれて、
全長12メートル、高さ2メートルの
撮影スポットとなっているとのこと。
長谷川明さんの3D

恐竜が空飛ぶ円盤をくわえた形
と言われた
「オーストラリア館」の設計した
ジュームス・C・マコーミック氏は
葛飾北斎の浮世絵 富嶽三十六景の
神奈川 沖浪裏の富士」に描かれた
波をデザイン化したのだんだそうだ。
円形ホールは
青銅製蓮台にヒント得たもの。

それにしても万博のペン画たち、
完成予想図のように見えるが、
始まった頃の万博の混み具合って
こんな感じだったらしい。
開幕当初は3月で寒い日の平日は、
人影もまばらだったのだ。

EXPOカフェ
ばんぱ館長の写真より

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