マグマ大使の教え。。

手塚治虫の原作にもとづいた
実写特撮モノに
『マグマ大使』(1966年)と
    いうのがあります。




















マグマ大使の息子のガムのコトバに、
「人間は自分たちに比べれば弱い存在だけど、
 正義のために一生懸命頑張っている。
 いくら人間より強いからといって
      威張ってはいけないんだ」

   というのがあるそうです。




絶対的・一元的な権威を持つ価値観ではなく、
より柔軟でパラレルな意味合いをもった時代が、
日本にはあったことを忘れてはいけないと思います。


ところで、日本のボードゲームの代表格に
「将棋」というのがありますね、
チェスや中国象戯には相手の駒は
取ってしまえば「死にゴマ」
世界を見回しても
自分の持ち駒として生かせるのは、
日本将棋だけなんだそうです。


そんな系譜を
コンピューターゲームに受け継ぐのが、
1987年に出された
西谷史さんの小説が原作の
『デジタル・デビル物語/女神転生』
     というものです。
ダンジョンで遭遇した悪魔と交渉して、
話がまとまれば
仲魔(なかま)」にできるというもの。

実は『古事記』にある「国譲り」の物語。
勝者の歴史である建国神話であるのに、
「殺して領土を奪った」とは書いていない。
「殯宮」としての色彩をもつ出雲神社が
土着神の大国主命が服従し
    祀られたという神話は、
そんなルーツにあるのかもしれません。






 《虎のこと》


  レッドスターが引退した。。
  ラストゲームになった9月12日。
  虎次郎の目の前で決死のダイビング。
  いろいろ楽しませてくれてありがとう赤星。

 ♪
シャープな打球 グランド突き抜けろ
  走れレッドスターレッツゴー赤星
  チャンス切り開け かっとばせ~赤星

このブログの人気の投稿

万博のユニフォーム

異界との出入り口《春日権現験記絵》

村野藤吾のファサード⑫読売会館・そごう東京店