あこがれの点 剱岳へ。。。







穂高に槍ヶ岳、白馬。。。
虎次郎が中高の登山学校で行った山々。
健康のためダイエットのためと
登山を始める中高年も多いが、
若い時に「山に登る」という環境にあったこと。
いまさらながら両親や母校に
ただただ感謝するばかりである。

山には「槍」とか「劔」とか厳めしい
漢字が頂いていることが多い。
それらの名は登頂の難易度を示している。
「のこぎり歯」のような尾根が続く絶景は、
軽くすべきザックに一眼レフを
 潜り込ませることに。
荷物の多い虎次郎はへたばると。。
ザックの荷を分けられ。。
水筒だけで先頭を歩いた覚えがある。
そんなに迷惑をかけながらも登りつめた感動。

ただ帰りの電車で「来年はやめとこうかな」
つぶやきに。。
「来年は槍ヶ岳やし絶対に来い」と。。
本当にいい仲間たちが側にいた。

中3まではどちらかというとヤセ型で、
アバラ骨がくっきりと。。
おそらく肥え出したのは中3くらいから。。
いやリアル虎次郎をご存知の方。。。
 本当ですよ!!!

企画されたが
集まらなかった「劔岳」の登山学校。。
たしかクラブ活動の部長をやる高2に予定され、
合宿優先で結局 多くの参加者が見込まれていた、
ボクらの学年が参加しなかったからだっと記憶する。

虎次郎の永遠の
「あこがれの点」
である岳」
「劔岳 点の記」。。。
1977年に発表された
原作は映像化困難とされ、
名作ながらも「岳」と
  同じく寄せ付けない存在であった。








今や立山黒部アルペンルートの観光地化が進んだ
室堂(むろどう)を起点とする登山道が一般的だが、
室堂からの往復に要する時間は約12時間。
剣沢へ山小屋に泊まるのは必須だが、
途中にくさり場もあるので山歩きでなく、
ホンモノの登山だという自覚が必要だと
          言われている。


岳の初登頂は、1907年、
陸軍参謀本部陸地測量部の
   柴崎芳太郎 らによるもの。
ただこの時は、岩場の険しさから重い
三角点標石を運び上げることができず
標石のない四等三角点だったという。























ちなみに「点の記」(てんのき)とは、
   基準点のことをいう。
撮影監督は木村カメラマン。
浅野忠信、香川照之、松田龍平、仲村トオルへの
出演依頼は自らが交渉してキャスティングした。
「劔岳」に立った人間の目線にこだわり、
CG処理はもちろん、
ヘリコプターによる空撮は行わなかったという。

巧い役者が剱岳の絶景に
負けない気概に臨んだ渾身の一作
だと思う。
ただ新田次郎の小説なので、
じっくりと迫る話なので。。。

ゆとりのある時が
 おススメですぞ!!!



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