城崎温泉と文学

カニ三昧のお決まりごと。
城崎の温泉めぐり、、
   といっても



今年もいつもと
 おんなじの
夜が
「駅舎温泉さとの湯」
朝風呂は、
しあわせを
招く湯といわれる
「鴻の湯」
   にザブンと。。。








しかしながら折しもの山陰の雨、
そして先週からの怠惰な? 生活がたたり。。
体調をくずしてしまいました。


「舞鶴若狭道」の誕生でさらに、
アクセスが便利になりバスで 日帰り温泉カニツアー
  なんてのも あるようですが、本来は湯治場です




















実は大正14年に震災がこの地を襲い、
消滅寸前にまで行ったことがあるそうです。

島崎藤村が昭和2年7月に訪れた時は、
大阪から7時間もかかったそうです。

 「復興最中の城崎に来て、
  激しい暑さと疲労を忘れさせるような
   楽しい温泉宿にたどり着いたという感じは深かった」
        とはその時の藤村の言葉です。



藤村は、その後鳥取から出雲路へと長い旅を続け、
 書き上げたのが『山陰土産』という作品です。

「駅舎温泉さとの湯」の前には、
 島崎藤村の文学碑があります。
  「大阪より城崎へ
   朝曇りのした空もまだすずしいうちに大阪の
    宿を発ったのは、七月の八日であった。」
    『山陰土産』の一節より。。



  ゆったりと湯を楽しむ城崎温泉も
  いつの日かの楽しみに
  とっておきたいと思います。



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