頑固な覚悟

虎次郎 の読書遍歴。。。
学生の頃は少しは小説は読んだが、
いかにもというハードカバーを
読み切ったという覚えがない。


ウチの家の連中はまさに寝食を忘れて、
文庫本を制覇する連中が揃っていた。
今でこそいろんなところに古本屋があるが、
当時は本のリサイクルってのは盛んでなく、
本は一生 本棚を飾るものだと
  されていた節があったように思う。

虎次郎 の街には古くは夜店が出ていて、
いわゆる下町情緒たっぷりで夏祭り前から
秋祭りまでの間は「9」の着く日は
「夜店」の日だった9、19、29の日だ。

神社の近くの信号から次の信号を越えて、
ちょうど虎次郎の家のあたりの2車線の道は、
地元では「夜店通り」と呼ばれていた。
店の順番にはルールがあって、
いわゆる縁日のようなお店、射的、当てもん(くじのこと)、
食べ物では「わたがし」、「東京コロッケ」というのもあった。

「東京コロッケ」というのは
たこ焼きよりやや小さいボール大ぐらいのコロッケが
串にささって当たる夜店だ。
当たるというのは実はパチンコを1球打って、
大当たりが8個??だったと思う。
おばちゃんが見ていてハズレが5個で、
 串に刺してソースを潜らして。。。

虎次郎のウチでは夜店での買い食いは禁止だったので、
ひそかに「東京コロッケ」をチャレンジ、
 熱々を無理矢理食べて。。

その夜店の最後尾は必ず決まって
「古本屋」そして
 「植木屋」さんだった。
ご近所に植木が多いのはその時の名残でもある。
夏には表れる「古本屋」、、
多読家だったので夏はそこでリサイクルって感じ。


大学時代は美術史を学んでいたので、
美術書や展覧会の図録なんかが沢山本棚を飾る。


イマの読書熱はほとんどが新書に。。。
歴史物から時事もの、、
まさにコンビニ的な読みあさり。
よく読んでいる本を見れば人となりがわかるというが、
虎次郎はまさに
  宇宙人的な読書傾向、支離滅裂

最近読み終えた本のは、ベットの小さい本棚へ。
昨晩 1冊加わった。
岡田彰布著 
『頑固力 ブレないリーダー哲学』


ベンチという至上のファン招待席に
5年座った特別の「阪神ファン」
虎次郎がいつも思っていた通りの、
 生粋の「阪神ファン」の姿がそこにあった。

シーズン終了直前に読み終えた
金本知憲の『覚悟のすすめ』
 セットにして読むと面白い。。





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