香山リカさんが語る「うつ」の意味

気分が晴れやかな状態を「(そう) 」と言いますね。
最近 本屋さんの新書コーナーをみると。。。
「うつ」とタイトルにされた本がずらりと。。。

精神科医でもある 香山 リカ さんの新書に
『「私はうつ」と言いたがる人たち』  PHP新書
そして 五木 寛之 さんとの対談集でもある

『鬱の力』  
幻冬舎新書 

 この二冊がいわゆる表紙並べで置かれている。


ところで、、少し話がそれるが
新書ってイワユル話題本でなければ、
ジャンル別よりも出版社別でコーナーにされていることが多いですな。

たとえば虎次郎の興味のある美術とか。。
野球とか・・・
それぞれの新書のなかでタイトルから探るしかない。


ただこのブログでも触れたが「新書洪水」、、
大きな書店になると各出版社ごとにずらりと
 一つの書棚を占有することもあり、
 簡単に比較するというのも難しい。


質についてはヒラキがあって
タイトルだけで売ろうとしているものも少なくない。

テーマ別に並べてもらえたらなーと思うが、
書店関係者によると出版社の力関係では  
ムズカシイというのが現状だと・・・



香山さんの本の話に戻りたい。
実に彼女の著作力はめざましく、、
 といって焼き直し的な内容は少ない。
タイトルについては本人の趣味かどうか???と
 フシギな言い回しにされていた頃もあった。


少し時間があったのでどちらの本もナナメ読みしたのだが、
香山さんが言われるにいわゆる日本国民総鬱状態
 入りつつあり本当にケアが必要かとのギモンが嘆かれる。


「転職したいので
 <うつ>だと診断書を書いてほしい」

           頼む人たち。。



リハビリと称して海外旅行。。

腫れ物に触るかのように右往左往する会社に対して、
   同僚たちはシラケぎみ。。。
<<気鬱勝ち>> とも言われる・・・・

うつ病と言えばなんでも許される社 会で善いのか!!
 そう投げかける香山さん。。。うつの現状が垣間見えた。


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