屯所って??

京都の壬生新選組 の屯所がありました。
屯所というのはいわゆる詰め所のことです。

江戸時代の壬生の周辺は、
どちらかというとのどかな田園地帯でした。
いわゆる壬生菜はここが本場です。


屯所のあった八木邸のおとなりに
「壬生狂言」で有名な「壬生寺」があります。
新選組屯所で暗殺された隊士・芹沢 鴨平山 五郎 の墓、
勘定方・河合 耆三郎 などの墓「壬生塚」には、
京の町を騒然とさせた「池田屋騒動」で命を落とした、
 隊士たちの墓があります。



















去年の大河ドラマにもなった新選組ですが、
京の町家には意外と文書(もんじょ)が残っていません。
おそらく京の警護という役目を持っていた新選組ですが、
いわゆる幕末維新後の政治のなかでは、
勝てば官軍であった薩長と違い
逆賊としての評価があったからかも知れませんね。


















その「壬生塚」ですが、、
大人一人100円が要ります。
お墓参りにお金がいるってことなんでしょうが、
新選組ブームに乗じた感じを受けてしまいました。



















慶應元年(1865年)夏までは、
壬生の地「八木邸」に本拠地がありました。
壬生屯所時代の新選組の歴史は3年間でした。

手狭になって西本願寺の太鼓番屋に移ったあとも、
鳥羽伏見の戦いで敗れるまで、
壬生を洋式調練の場所となっていました。
江戸に下る最後まで深い繋がり があったようです。


八木邸見学は
ここに隣接する
京都鶴屋 鶴壽庵の抹茶付き。

この「屯所餅」
丹波大納言の粒あんのなかに、
京野菜の
壬生菜
刻み入れられているとか??
気づかなかった・・・・








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