水掛不動さん

このごろ道頓堀界隈には、
韓国や中国からの
 観光客がとっても多い。

奇抜な看板に目を奪われ、
「たこ焼き」を片手に
「かに道楽」では
焼きガニを・・・

お決まりのグリコの看板を
 見つけ。。
とにかくデジカメを連射!!

ビデオを回す人たちも多い。
テーマパークに来ている
 感じなのかもしれない。

そんなチカチカした
ネオンサインの裏手に、
法善寺横町がある。






















なかなかここまで入ってこられる
外国人観光客は少ないようだが、
こないだ行った時は「水掛け」の長蛇の列が続いていた。

法善寺の本尊は
阿弥陀如来で、
水掛不動さんと呼ばれているのは
「西向不動明王」

不動明王は、
大日如来の
「教令輪身」
(きょうれいりんしん)。


火焔を背にして
右手に剣を取り、
左手に縄を持って
憤怒の姿。。
お不動さんとも言いますね。






炎に包まれるお不動さんに
なして水を掛けるんだろうか???

戦前までは、お供えの意味で、
水は、生きとし生けるものとして、
大切な水を供えていただけであったようです。

















とある 女の人が、拝んで居られた時に、
お不動様にすがる思いで
「水掛不動さん、願いを叶えて下さい」と
 水を掛けられことがはじまりだとか???

また道頓堀界隈には水商売といわれる商いの街、
水と大坂は切っても切れない関係。
「たのん まっせ、お不動さん」と
   大坂の人の拠り所でもある。















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