『栞』

一青 窈さんが今歌ってるのは『栞』というウタ


♪君の耳には 僕の耳には 思い当たる言葉ひらく
 遠回りして いつの間にやら幸せ、と栞はさんだ春



 栞 とは読みかけの書物の間にはさんで
        その目印となるもの。

 短冊形の紙片やひも、
 竹で作られたものなんかもありますね。
 新書や文庫本には出版社のオリジナルの紙製のものが
 ついていることが多いですね。

こじゃれて言うと「ブックマーク」です。
インターネットの「ブックマーク」も
ある意味は「しおり」ですね。


語源は、
山道などを歩くとき迷わないようにと、
 木の枝を折ったことが「枝折る(しおる)」に。
ただこの字は当て字で、
「撓」=しほると読む字が正解です。

「撓める」と書くと「たわめる」とよみます。
「たわわに実る」と言う時の「撓み」は、
たくさん実がなっているのではく、
たくさん実がなったので木がしならせられているので、
 「曲げる」という意味になります。

  花や枝をためるということは、
  あるフローリストとに言わせると
  ためられる花や枝の気持ちになって・・・


春がそこまで来ています。
「幸せ」が
 ブックマークになりますように。(・ω・)v

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