2月29日って

今年はオリンピックイヤー。。。
2月29日のある
閏年です。


閏年は西暦の年が4で割り切れる年で、
西暦の年が100で割切れる年は閏年にはなりません。。
ただ400で割り切れる年を閏年なんです。。


つまり2000年は特別な閏年やったということ。
2100年は400では割り切れないので、
100で割り切れることができる
  355日の1年になります。
2100年を迎えることが出来ることは
 今年生まれた赤ちゃんも92歳です。。。

ところで、、、現在の各月の日数は、
 1月=31日、 2月=28日(29日)、
 3月=31日、 4月=30日、
 5月=31日、 6月=30日、
 7月=31日、 8月=31日、
 9月=30日、10月=31日、
11月=30日、12月=31日

 いわゆる小の月は、
 「ニシムクサムライ」って覚えましたね。
 そうサムライとは“士”、、十一のことです。
 

実はこのような日数になったのは、
グレゴリオ暦
という今の太陽暦から。。。
ローマ教皇グレゴリウス12世
それまでのユリウス暦を改良して
 1582年に制定したもの。。

ユリウス暦
では
1、3、5、7、 9、11月が30日、
2、4、6、8、10、12月が
      31日やったそうですが、



紀元1世紀のこと、
ローマ帝国の初代皇帝アウグストゥス(Augustus)が、
ユリウス・カエサルの誕生月7月(Julius)より、
自分の誕生月8月日数が少ないのは
   けしからんということで、


8月も31日に。。。

7月のJuly8月のAugust
 時の権力者の名前が
その由来です。。


8月の30日を増やすのは、
2月から持って来たそうです。
29日だった2月が
 1日減って28日になったということ。



2月はいつもの月より日数が少ないので、
あっという間に過ぎて行きます。
ボヤッとしていると3月がやって来ます。

暦はローマの為政者にとって
 権力の象徴でもありました。
日本ではあの 織田 信長 が実現至りませんでしたが、
 それまでの暦変更に画策したとも言われています。

織田 信長
朝廷を毛嫌いしていたし、
あの安土城の天守閣の眼下には、
 天皇の館を造らせていました。
見下ろすつもりやったんでしょう。。
 
安土城が発掘でそのことが明らかになっています。

暦は権力の象徴だったんですね・・・・

信長ではなく日本は文明開化とともに、
 太陽暦に切り替わりました。。

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